セルフカラーと美容室のカラーの違い

髪を染めたいと思ったときに、セルフカラーで済ませようか、美容院に行こうかと迷う方も多いのではないでしょうか？こちらでは、セルフカラーと美容院の違いについてご紹介します。

薬剤の違い

そもそも市販の薬剤は、きちんと染まることを重視しているため強めのものが多いのが特徴です。種類も一種類しかなく、色を明るくしなくてもいい箇所にも強い薬剤を使用するため、必要以上に頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。また、アレルギー反応が出る場合もあるので、事前のパッチテストが必要となります。

一方、美容院で使用する薬剤は、弱いものから強いものまであるのが特徴です。それを使い分けることで、仕上がりの色を均一にするだけでなく、髪へのダメージを最低限に抑えることができるのです。

後処理の違い

自宅で行うセルフカラーだと、きれいに流したつもりでも薬剤が頭皮に残っていることが多く、後に頭皮トラブルを引き起こす原因となってしまいます。美容院では、カラー後に「乳化」という作業を必ず行います。乳化とは頭皮から薬剤を浮き上がらせる作業のことで、頭皮に薬剤が残ってしまわないよう、確認しながら専用のシャンプーできれいに洗い流していきます。そのため、頭皮へのダメージも心配ありません。

色の種類の違い

最近では、市販のカラー剤も種類が豊富になってきましたが、なかなか自分好みの色が見つからないと悩んだことはありませんか。美容院では多くの薬剤を自由に混ぜ合わせることで、無限に色を作り出すことができます。お客様のご希望や一番似合う髪色、髪の状態も考えて薬剤を調合し、理想の髪色に仕上げるのがプロの技です。また、美容院で染めると色持ちがいいのも特徴の一つです。

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